ストリング
セオリー
Solina Vは、当初Eminentが製造し、後にARPが再販売を行った大人気のアンサンブル・キーボードをモデリングし、忠実に再現しています。
チルウェイヴ、ヴェイパーウェイヴ、ニューディスコ、オールド・ディスコ、アンビエント、クラシック・ファンク、そしてトランスでさえも、アナログ・ストリング・マシン特有の包み込むようなウォームなサウンドがなければ、これらのジャンルはまったく違うものになっていたでしょう。ゲイリー・ライト、ジーン・ミッシェル・ジャール、ヴァンゲリス、スティクス、バグルズ、パーラメント・ファンカデリックは皆、このサウンドを不朽のものとして築き上げたのです。
オリジナルの実機に忠実に
まず、Solina Mk1を入念に研究することから始まり、その後コンピュータ上で忠実に再現しました。これ以上にリアルなサウンドは他にありません。
タイム・カプセル
70年代の楽曲の中で、他のどのエレクトロニック・キーボードよりも我々はSolinaのサウンド多く耳にします。そしてそれは、どんなサンプルでも再現できない唯一無二のサウンドです。
ミックスにフィットするサウンド
ビンテージのアナログ機材を探したり、メンテナンスしたり、レコーディングする煩わしさを取り除き、Solinaの甘美でレトロなサウンドをあなたの楽曲で簡単に蘇らせ、お使いいただけます。
弦楽器を調節した存在
最高のシグネチャー・サウンドを。ー新しく追加された最先端の機能を駆使して、これまでなかったこの世であなただけのサウンドを生み出してください。
ポリフォニック・シンセ以前には
ストリング・マシンがあったのです
バンドにバック・オーケストラが必要ですか? エレクトリック・ピアノに重ねる壮大感のあるサウンドが必要ですか? それならあなたには、Solinaがぴったりでしょう。
ステージでは、ピアノ、オルガン、モノシンセ以外のサウンドを必要とするキーボーディストたちにとって、新たな選択肢となり、スタジオでは、まだオーケストラに発注することが出来ないレベルのアーティストたちにも、リアルな重厚感のあるオーケストレーション・サウンドをもたらします。そしてそのサウンドは、プログレ、ファンク、ディスコでは必要不可欠なものとなり、今も変わらず聴き手を魅了します。
ストリングマシンの歴史は1960年代に遡ります。キーボーディストのケン・フリーマン (Ken Freeman) がSelmerのClaviolineと複数のディレイを組み合わせて試行錯誤の上、1人が奏でるサウンドをまるで複数の人が演奏しているかのように聴かせるコンボ・キーボードを完成させました。彼の作り出したFreeman String Symphonizer (別名Cordvox CSS) は素晴らしいサウンドでしたが、最初に市場に出たわけでも、当時とても人気があったわけでもなく、その栄誉はSolinaに譲ることとなりました。
Solinaの歴史を探る
開封した直後から
最高のサウンドを
まるで新品のSolinaのようでありながらも、それをも上回るクオリティ
デザイン面においては敬意を表してコントロール・レイアウトは維持しつつ、Solinaを通じて得られる音楽体験をより良いものにするため、幾つかの新たな機能を搭載しました。

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01. ディスコ・サウンドの先駆者
オリジナルのSolinaサウンドとクラシックなアンサンブル・エフェクトで楽曲をさらにグルーヴィに。ステレオ・モードにすれば、より厚みのあるサウンドに。
02. ヒューマン・ネイチャー
Solina Vでは、ゲイリー・ニューマンの楽曲「Cars」の中で聴くことができるポリフォニック・キーボードのサウンドを元に作られた「Vox Humana」のパッチも内蔵しています。
03. サウンドの要となるベース
キーボードをスプリットして左手でベースを弾きながら、メインの音と重ねて弾くことはもちろんのこと、ベース音を単独で弾くこともできます。
04. ピッチ&モジュレーション
Solina Vでは、ピッチとモジュレーションのデプスを調整するホイールが搭載され、よりシンセ・ライクなコントロールが可能となりました。
05. レトロ・エフェクト
レトロな質感を兼ね備えたフェイザー、コーラス、ディレイに加え、コンボリューション・リバーブを活用したSolina Vのサウンドで、ぜひレコーディングをお楽しみください。
誰もが憧れる
Solina
ストリングマシンの心臓部、そしてシンセの頭脳となる部分
Solinaプレイヤーが切望していたことがあるとすれば、それはよりシンセらしい要素でしょう。Solina Vでは、アドバンスト・パネルを開くと、その部分の機能が搭載されてます。これらは必要なときにだけ、あなたの演奏の幅を広げてくれます。
この3バンドのフィルター・バンクは、Vox Humanaのサウンドと同じ「Poly」キーボードが元となり、さまざまな周波数帯域を自由に調整することでクリエイティブなサウンドメイキングが可能となりました。
レゾナンス付きのローパス・フィルターでベース・セクションをうねりのあるサウンドにしたり、サステインを少し長くすることで、ストリング・ベースのような響きにすることもできます。
ベースセクション専用の1オクターブのアルペジエイターは「ウォーキング・ベース」など動きのあるフレーズを作るのに最適で、楽曲のテンポに同期させることもできます。
ボリュームとサウンドの明るさをコントロールするキーボードレスポンスを、ベロシティとアフタータッチで最適化することができます。
楽曲のテンポと同期可能なLFOは、モジュレーション・ホイールでデプスをコントロールして、さまざまな効果を生み出すことができます。
我々のエフェクトは、Solinaのサウンドをより質の高いものに仕上げるために設計されています。例えば、コンボリューション・リバーブでは、ビンテージのプレート・リバーブとスプリング・リバーブが見事に再現されています。
実際の音を
試聴
既にあなたがさまざまなパッドやローラーディスコのストリングス・パートまで使いこなしていたとしても、それよりも更に幅広いサウンドを生み出すことができるのが、このSolina Vなのです。
アーティストたちがこの多彩なサウンドを駆使して作成したトラックをお聴きください。私たちが言っていることが、きっと伝わると思います。
Song for Jill
SDG
Pachelbel's Canon
All sounds are from Solina V.
Creepy Carrousel
All sounds except banjo and drums are from Solina V.
Demo
Chillax
All keyboard sounds are from Solina V. The backing track is the “Diamond Strings” preset. The lead is the "Fat in the Middle" preset by Erik Norlander.
Boardeau
Artistscorner
PressClippings

含まれています
V collection
伝説のキーボードの数々を再発明
このインストゥルメントは、キーボードの歴史を築いたシンセ、オルガン、ピアノなど、夢のラインナップがそろったV Collectionの一部でもあります。これらのインストゥルメントは、本物のリアリズムのために最先端のテクノロジーでモデリングされ、新たにクリエイティブな追加機能で強化されています。スタジオでDAWプラグインとして使用する場合でも、ライブでスタンドアローンで使用する場合でも、V Collectionを使用することで、史上最高のキーボードを指先1つで操作し、即座にインスピレーションを得ることができます。
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主な特長
必要です
各パラメーターからサウンドデザイナーによるヒントまで、インストゥルメントのあらゆる側面について統合されたアプリ内チュートリアルがガイドしてくれますので、クリエイティブな作業に集中できます。こんなに簡単なことはありません!
Arturia Software Centerでは、すべてのArturiaソフトウェアタイトルのダウンロード、整理、アップデートをワンストップで行えます。ものごとはシンプルに。
Arturiaのバーチャルインストゥルメントとプラグインは、あなたのセットアップに簡単にフィットするように設計されています。制作スタイルを問わず、WindowsとMacOSの両方で、主要なDAWとの完全な互換性を楽しみながらサウンドを探求できます。
インテリジェントで効率的なプリセットブラウジングで、頭の中にあるサウンドを即座に見つけることができます。キーワードで検索したり、楽器の種類や音楽スタイルで探したり、お気に入りを登録して後ですぐに呼び出すこともできます。
Arturiaのクラシックなインストゥルメント・エミュレーションの視覚的な没入感を存分に味わいたい方にも、貴重なスクリーン面積を節約したい方にも、Arturiaのすべてのバーチャルインストゥルメントのインターフェイスは、用途に合ったサイズに変更できます。
Arturiaのインストゥルメントは、KeyLabシリーズにシームレスにマッピングされていますが、他のMIDIコントローラーとの相性も抜群です。即座にサウンドをエディットできるマクロ、簡単なDAW統合、スタンドアローン動作も簡単です。
TAE®による高精度エミュレーション
独自のアナログモデリング技術により、オリジナルの実機と聞き分けがつかないほどの高精度エミュレーションを実現。
アナログ・オシレーター、フィルター、ソフト・クリッピングの特性も正確に再現することで、細かいコンポーネントの違いが生み出すディテールやアナログの魅力を体感することができます。
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ギャラリー
主な特徴
ARP/Eminent Solinaストリング・アンサンブルのオリジナル・パラメーターをすべて再現。
1978年製ボブ・モーグのオリジナル・ポリシンセをモデリングして開発されたVox Humanaサウンドを搭載。
クラシックなパラフォニック・モードとポリフォニックモードを搭載。
1978年製ボブ・モーグのポリシンセに搭載されていたレゾネーター・セクションをパネル上部に配置。
24dB/Octのレゾナント・フィルターをベース・セクションに搭載。
アルペジエイターをベースセクションに内蔵。
ビブラート、トレモロ、そしてフィルター・モジュレーション用のLFOを内蔵。
レベル調整が可能なアフタータッチとベロシティを内蔵。
Solina Mk1とMk2のアンサンブル・モードを搭載。
3モードのステレオ・コーラス
ステレオ・デュアル・フェイザー
アナログ・ディレイ
テンポ同期可能なデジタル。ディレイ
24種類のリバーブをモデリングしたコンボリューション・リバーブ
150種類のプリセット
各プラットフォームでの動作環境
Windows
- Win 10+ (64bit)
- 4 GB RAM
- 4コア、3.4GHz (ターボブースト時4.0GHz) 以上のCPU
- 3GB以上のディスク空き容量
- OpenGL 2.0互換のGPU
- ARMプロセッサーはWindowsではサポートされていません
対応プラグイン形式
- スタンドアローンまたはVST、AAX、Audio Unit、NKS (64ビットDAWのみ) の各プラグイン形式で動作




Apple
- Mac OS 11+
- 4 GB RAM
- 4コア、3.4GHz (ターボブースト時4.0GHz) 以上のCPU、またはM1 CPU
- 3GB以上のディスク空き容量
- OpenGL 2.0互換のGPU
ASCとの動作
- Arturiaソフトウェア・インストゥルメントのインストール、アクティベーション、アップデートを支援するエレガントでシンプルなソリューションです。
このページに記載のメーカー名および製品名は各社に帰属する商標であり、Arturiaとは一切関係ありません。他のメーカーの商標は、開発中にその特徴やサウンドを研究したメーカーの製品を識別するためだけに使用しています。すべての機器名、発明者名、製造者名は、説明および教育目的のためにのみ記載しており、いかなる機器の発明者や製造者との提携や助言を示唆するものではありません。