音質を超えた
真実

実用性の先にあるインスピレーション。

実験、作曲、レコーディング、プロデュース。スタジオで行う基本的な側面は、最も輝かしいプロのスタジオと同じです。Arturia AudioFuseなら、プロのセットアップに匹敵するクオリティと効果を得ることができます。そのため、サウンドがどこから来てどこへ行こうとも、常に細心の注意を払って扱うことができます。

音の
優位性

AudioFuseを通したサウンドを一度聴いたら、他とは比べものになりません。

ミュージシャンとして、私たちは自分たちのサウンドに多くの時間とエネルギーを注ぎますが、AudioFuseはそれに相応しいリスペクトを払っています。

DiscretePRO® プリアンプ

まず、マイクプリアンプを一から自社で設計しました。各コンポーネントの性能を完全にコントロールするため、サードパーティ製の一体型オペアンプは一切使用しないことにしました。アナログ黄金時代のクラシックな設計にインスパイアされ、私たちは最先端のテクノロジーを駆使して最新世代のディスクリートコンポーネントを強化しました。一度聴いたら、もうそれ以前には戻れないでしょう。

プロ仕様のコンバーター、高い信頼性のクロック

プリアンプは非常に重要ですが、アナログ信号コンピュータやタブレット、スマートフォンで使用するデジタルに変換する必要があります。これを実現するために、卓越した品質で知られるAKM®プレミアムシリーズのコンバーターを選びました。ローコストとハイエンドのデジタイズを区別するもう1つの要素は、タイミング精度です。そのため、20ppmという優れた安定性の、極めて正確な完全温度補償発振器を基準クロックに採用しました。さらに、洗練されたクロックリカバリーとジッター除去システムを組み合わせることで、どのような条件下でも原音に忠実なサウンドを得ることができます。

内部設計

オーディオチェインの品質は、思っているほど強固でないことはよく知られた事実です。そのためAudioFuseでは、完全にシンメトリカルでコンデンサーをほぼ使用しない入力段を含め、すべての段階で細部にまでこだわって設計しました。市場に出回っている多くのインターフェイスとは異なり、プリアンプとライン入力をアッテネーターで結合することで音質に妥協することはありません。信号を劣化させるブレイクアウトケーブルもありません。次世代アナログ/デジタルコンバーターは、最高192kHzのサンプリングレートで驚くほどクリアな音質を実現できます。さらに、カスタム製のポテンショメーターまで設計しました。文字通り、本格的なサウンドです。

電光石火の
ワークフロー

刻々と過ぎていく時間を止めることはできませんが、AudioFuseなら時間を節約することができます。

AudioFuseなら、制限に縛られることなく、目標に向かってモチベーションを維持しながら、要点をストレートに捉えることができます。

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01. 入力チャンネルの直接制御

2系統のメイン入力チャンネルには、レコーディングするソースを選ばない優れた機能の数々が搭載されています。最も貴重なコンデンサーマイクに供給できる信頼性の高い48Vファンタム電源から、最もホットな信号でも使用可能にするマルチレベルパッドまで、入力には自動感知インピーダンスマッチング機能も搭載されています。また、入力されたオーディオの位相を素早く反転させ、ミックスに入る前に問題を修正することも可能です。

02. モニタリングセクション

究極のモニタリングステーションであるAudioFuseを使用すれば、DAWに頼りがちな機能にすぐにアクセスできます。ミュート、ディム、モノラルへのサミングが簡単に行え、ボタン1つで2セットのリファレンススピーカーを瞬時に切り替えることができます。また、シンプルながら効果的なダイレクト/コンピュータ信号ミキシングノブにも惚れ惚れすることでしょう。

03. ヘッドフォンセクション

AudioFuseには2つの独立したヘッドフォン出力があり、それぞれにボリュームコントロールが付いています。品質、ワークフロー、接続性がAudioFuseの特長ですので、6.35mmジャックと3.5mmジャックを装備しています。そのため、変換プラグを探すことなく接続してすぐにモニターできます。

パーフェクトなコントロールセンター (AFCC)

AudioFuseのパネル上の直感的でわかりやすいコントロールの下には、プロスタジオのパワーと多彩さがあります。

AudioFuseなら、プロジェクトを常に把握できますので、どんな音楽的シナリオが来ても安心です。

次世代のオーディオインターフェイスとして、AudioFuseはトップパネルから基本機能の多くに直接アクセスできます。そして、コンピュータに接続すれば、AudioFuseはフル機能のミキシングコンソールに変身します。

AudioFuse Control Centerは、ミキサー、入力の選択、ルーティング、モニタリングをはじめ、サンプリングレートやクロックソース、パッド、キューなどの機能も操作できます。また、最後に使用した時点でのAFCCの各種設定を、次回接続して設定を変更するまで、AudioFuse本体が記憶しておくことも、もうひとつの便利な点です。

驚異的な
接続性

人と人をつなぐことは、そのひとの可能性を最大限に引き出すために欠かせません。それは、音楽機材にも言えることです。

アナログ入力

AudioFuseは、細部に至るまでニュアンスを捉える極めて高品質なアナログ入力を搭載しています。ラインレベルの信号だけでなく、前面にある2つのXLRコンボジャック入力により、エレキギターやベースなどのハイインピーダンス楽器やマイクの録音も可能です。AudioFuseは、どんなものでも受け止め、繊細なディテールまで明らかにします。さらに多彩な入力が必要な場合には、6.35mm TRSジャックとアース端子付きRCA入力により、ラインレベルの楽器を2台接続したり、レコードの録音やスクラッチ用にターンテーブルを接続することができます。

デジタルI/O

AudioFuseは、デジタル領域でもその威力を発揮します。AudioFuseをコンピュータやタブレット、スマートフォンに接続するためのメインのプラグアンドプレイUSB接続に加え、ハイファイ機器とリンクするためのオプティカルまたはコアキシャルS/PDIF I/Oを装備しています。AudioFuseを他のADAT対応機器と併用することで、入出力を強化することもできます。アイクプリアンプの追加セットを簡単に接続し、バンド全体を一度にレコーディングできます。AudioFuseは、革新的で省スペースなブレイクアウトMIDI接続も備えており、セットアップにエキサイティングなサウンド、外部シンセ、サウンドモジュールのまったく新しい世界を導入できます。

アナログ出力

音楽の本当のサウンドを知るためには、複数のリファレンスモニターやスピーカーを比較する必要があります。AudioFuseには2系統のライン出力を装備していますので、ミックスを異なるモニターシステムに素早く効率的に送り出し、ミックスの聴感上の違いを簡単に確認できます。その他にも、AudioFuseには6.35mmと3.5mmの2つのヘッドフォン出力を装備しており、変換アダプターを探し回る必要はありません。これらの出力はステージでも大いに活用できますが、スタジオでも高度なテクニックを駆使することができます。ドライ信号を録音すると同時に、インピーダンスを補正した信号をレコーディング用のギターアンプに送ることができるリアンプの可能性は本当に感動的です。

その他のI/O

可能性、有効性、利便性はすべて、音楽プロジェクトがどのように進行するかに関わってきます。AudioFuseは、あらゆる状況を最大限に活用するために必要なすべてのツールを用意しています。例えば、2系統のインサート接続を使用すれば、アウトボードエフェクターやペダル、モジュールでサウンドを処理するのも素早く簡単です。USBハブを装備していますので、USBコントローラーやドングルでコンピュータのUSBポートを犠牲にすることはありません。ビンテージシンセやドラムマシンを直接コントロールする場合には、MIDI I/Oがあります。また、すべてのデジタル機器の完全な同期を保証するワードクロックI/Oも装備しています。

高い
汎用性

最も多様で、適応性が高く、汎用性の高いインターフェイス。

ジャムるミュージシャンと違い、コンピュータは異なるシステム間でオーディオ信号を通信することは容易ではありません。ご安心ください。AudioFuseがその通訳になります。

あらゆるプラットフォームに対応

プロフェッショナルでフレキシブルなAudioFuseは、PCでもMacでも、どんなシステムでも動作します。ロケ先で録音したり、瞬時に湧いたインスピレーションを捉えたい場合は、iOSやAndroidに接続できます。お使いのデバイスを問わず、AudioFuseはあなたの音楽の世界をひとつにまとめ、すべてをシンプルにします。

プラグ&プレイ、専用ドライバー不要

面倒なドライバーのインストールは必要ありません。コンピュータ等のOSアップデートごとに開発・保守が必要な専用ドライバーとは異なり、いつでもレコーディングできるように、汎用ドライバーとワールドワイドなUSB 2を使用することにしました。AudioFuseは、必要な帯域幅と気づかないほどの低レイテンシーで、堅牢で信頼性のある最高の場フォーマンスを常に発揮します。

グリーンモード

AudioFuseは、ラップトップのバッテリー寿命を節約する「グリーンモード」を含む4つの電源モードを備えています。USBで接続し電源が供給されると、AudioFuseは自動的に調整された解像度で機能し、少ない電力でクリアな録音を再生を行います。どこでも録音、演奏、ミキシングが可能です。

レイテンシー

レコーディングミュージシャンにとって、楽器を弾いたり歌ったりした瞬間に、その音をすぐに聴き返したいものです。AudioFuseは、セットアップにもよりますが、3msという非常に低いレイテンシーを特長としており、さまざまなコンピュータで頻繁に測定される値では4.5msをマークします。これにより、フィーリングやヴァイブを失うことはありません。入力から出力段までの入念に設計された内部信号フローと並ぶクラスコンプライアント・ドライバーが、ほぼリアルタイムのモニタリングを可能にしています。

拡張性

2台のAudioFuseをADATで接続すれば、入出力数が2倍になります。これは、より大規模なバンドセットアップをレコーディングしたいときに特に便利です。入力が増えるだけでなく、最高の音質を保つことができます。

なぜUSB 2.0なのか?

当社の厳密なテストでは、USB 2.0で最高の結果が継続的に得られ、このフォーマットで帯域幅の要件が満たされ、これを上回ることが確認されました。実際、レイテンシー性能も良好で、裁量かつ最速のインターフェイスをお届けするという当社の使命を果たすための要件に満たしたものが、USB 2.0なのです。

圧倒的
クオリティ

AudioFuseは信号を大切に扱いますので、レコーディングでもリスニングでも、わずかなディテールまで徹底的に楽しめます。

AudioFuseをバックパックに入れれば、どこでもスタジオにできます。自由に音を探求し、創作に時間をかけることができます。

厳格なテスト

技術的なスペックは通常、クリエイティブなプロセスとはかけ離れた世界ですが、最終的には、自分の機材が可能な限り最高のパフォーマンスを発揮していることを知る必要があります。

結局のところ、それはあなたの音楽に相応しいものなのです。そのため、AudioFuseは製造工程で最後の仕上げを行う際に、1台1台テストを行っています。AudioFuseは、その卓越したインターフェイスに自信を持っており、その現れとして1台1台に技術的なデータをご提供しています。ここに秘密はありません。だからこそ信頼できる真の次世代インターフェイスなのです。

ユニボディの筐体

他の高性能機器と同様、AudioFuseをフルに使用すると発熱します。

私たちは、お使いのスマートフォンやタブレットと同じように、熱の拡散を最大限に可能にする一体構造の筐体を開発しました。この巧みな設計により、より多くの超高品位で要求の厳しいコンポーネントを小さなフットプリントに詰め込むことができ、可能な限りパワフルでコンパクトなインターフェイスをお届けすることができました。

無制限の
モビリティ

旅先でアイディアを録音できないことにうんざりしていませんか? AudioFuseをバックパックに入れておけば、どこへ行っても流れを止めることはありません。

デスクトップ

AudioFuseをコンピュータに接続し、付属のユニバーサル・パワーサプライを接続してフルパワーモードをオンにします。そうすることで、+24dBuの最大入力レベルを活用することができます。

ラップトップ

カスタム仕様のY字USBケーブルを使用すれば、外出先でも電源不要でAudioFuseを使用できます。ノートパソコンのバッテリー消費を最小限に抑えるグリーンモードも搭載しています。

モバイル

移動の多いミュージシャンにとって、AudioFuseをタブレットやスマートフォン、パワーバンクと接続することで、「自由」という言葉の本当の意味を発見することができます。文字通り、どこでも音楽を奏でることができます。

機能美をスタイリッシュに

AudioFuseには、最新のテクノロジーとコンポーネントを駆使した、膨大な機能と接続性が搭載されています。

現代のエンジニアにとって、AudioFuseは驚くほど小さなフットプリントで豊富な機能を備えています。AudioFuseはどのスタジオでも中心的な存在でありながら、ライブやリモートでも目立たないポータブルな存在です。スタイリッシュな本革のトリムに音楽的な機能はありませんが、時には見栄えの良さも十分な理由になります。

妥協のないプロオーディオサウンド、確かな品質、優れた操作性を備え、何にでも接続でき、使用場所を選ばない究極のオーディオインターフェイスを求めていました。それがAudioFuseを開発した理由です。私たちは、AudioFuseがどのようなインスピレーションを与えてくれたかを聞くことを楽しみにしています。

仕様

どのスペックを見ても、全ての点において妥協のない品質であることがわかります。

各社が時折発表する誤解を招くようなチップセットの性能値ではなく、(AES17規格に準拠した) 実際の実測性能値を提示しています。測定は、ハイエンドのAudio Precision APX555テスト機器を使用し、測定はアナログ入力経路のインサートポイントで行っています。

> ライン入力

  • 入力インピーダンス:20kΩ (平衡)、10kΩ (不平衡)
  • 最大入力レベル:+24dBu
  • ゲインレンジ:-15dB〜36dB
  • パッドモード:-20dB
  • 周波数特性 20Hz - 20kHz:+/-0.08dB
  • ダイナミックレンジ:117dB (A-weighted)
  • THD+N:-106dB (A-weighted)

> インストゥルメント入力

  • 入力インピーダンス:1.1MΩ (不平衡)
  • 最大入力レベル:+18dBu
  • ゲインレンジ:-15dB〜36dB
  • パッドモード:-20dB
  • 周波数特性 20Hz - 20kHz:+/-0.08dB
  • ダイナミックレンジ:117dB (A-weighted)
  • THD+N:-104dB (A-weighted)

> ラインAUX

  • 入力インピーダンス:20kΩ (平衡)、10kΩ (不平衡)
  • 最大入力レベル:+24dBu
  • パッドモード:-20dB
  • 周波数特性 20Hz - 20kHz:+/-0.08dB
  • ダイナミックレンジ:118dB (A-weighted)
  • THD+N:-104dB (A-weighted)

> マイクプリアンプ

  • 入力インピーダンス:3.4kΩ
  • 最大入力レベル:+11dBu
  • ゲインレンジ:3dB〜76dB
  • ブーストモード:+10dB、パッドモード:-20dB
  • 周波数特性 20Hz - 20kHz:+/-0.08dB
  • 入力換算ノイズ (EIN):-131.5dBu (標準、A-weighted)
  • THD+N:-104dB (A-weighted)

> インサート

  • 出力インピーダンス:33Ω
  • 入力インピーダンス:10kΩ
  • ダイナミックレンジ:119dB (A-weighted)
  • 最大出力レベル:+18dBu
  • 最大入力レベル:+18dBu
  • THD+N:-104dB (A-weighted)

> スピーカー

  • 出力インピーダンス:120Ω
  • 最大出力レベル:+24dBu
  • ダイナミックレンジ:119dB (A-weighted)
  • THD+N:-104dB (A-weighted)

> ヘッドフォン

  • 出力インピーダンス:33Ω
  • 最大出力レベル:+10dBu
  • ダイナミックレンジ:102dB (A-weighted)
  • THD+N:-87dB (A-weighted)
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Main Features

2 DiscretePRO microphone preamps

2 RIAA phono preamps

4 analog inputs

  • 2x Mic/Instrument/Line (XLR / 1/4" TRS)

  • 2x Phono/Line (RCA / 1/4" TRS)

4 analog outputs (1/4" TRS)

2 analog inserts (1/4" TRS)

ADAT in/out

S/PDIF in/out

Word clock in/out

24-bit next-generation A-D/D-A converters at up to 192kHz sampling rate

MIDI in/out

Talkback with dedicated built-in microphone (up to 96 kHz Sample Rate)

A/B speaker switching

Direct monitoring

2 independent headphone outputs

Separate master and monitor mix channels

USB interface with PC, Mac, iOS, Android compatibility

3-port USB hub

Aluminum chassis, hard leather-covered top cover

DiscretePRO® Technology

Platform Specifications

Windows

  • Win 10+ (64bit)

  • 4 GB RAM

  • 4 cores CPU, 3.4 GHz (4.0 GHz Turbo-boost)

  • 3GB free hard disk space

  • OpenGL 2.0 compatible GPU

  • ARM processors not supported on Windows

Required configuration

  • Works in Standalone, VST, AAX, Audio Unit.

Apple

  • Mac OS 11+

  • 4 GB RAM

  • 4 cores CPU, 3.4 GHz (4.0 GHz Turbo-boost) or M1 CPU

  • 3GB free hard disk space

  • OpenGL 2.0 compatible GPU

Work with ASC

  • An elegant and simple solution to help you install, activate, and update your Arturia software instruments.

Included Software

Box contents

  • MicroLab mk3

  • USB-C cable

  • Registration card

  • Size & weight

  • TBD

What’s in the box

Size & weight

  • Size (mm): 69 x 126 x 126 mm

  • Size (in): 2.72 x 4.96 x 4.96 in

  • Weight (kg): 0.95 kg

  • Weight (lb): 2.09 lb