2つのエンジン
多くのボイス
対照的で、衝突し、共謀して作り上げるサウンドのダイナミックなセレクション。
クラシックなサイン波から恐ろしいSuperSawのベース、ピチカート的なストリングス、濃密なコードスタックまで、MiniFreakの2つのエンジンはパンチ力が満載です - 正確には22種類のモードが入っています。Arturiaが開発したものからモジュラーシンセ界の巨人が開発したユニークなものまで、そのそれぞれをご紹介しましょう:
Noise
ザラッとした粒感のあるノイズからホワイトノイズや、シンセシンバルなどに適したメタリックノイズまでをモーフィングできます。ザラザラしたインダストリアル系パーカッションに最適です。 Great for gritty industrial-sounding percussion.
Superwave
ノコギリ波、矩形波、サイン波、または三角波をデチューンして音の太さやテクスチャ感がにじみ出るトランス系リードやドリーミーなパッドに適しています。
Harmo
32種類のサイン波のレベルをコントロールするアディティブ音源で倍音が豊富なサウンドをクイック&イージーに作成できます。
KarplusStrong
弦の振動や共鳴を再現するフィジカルモデリングで、ソフトな撥弦系サウンドから金属弦のような張りのある音まで作り出せます。
BasicWaves
2つの基本波形をエミュレーションするモードです。奇数倍音のみを含んだ矩形波と、奇数偶数両方の倍音を含むノコギリ波というタイプの異なる、どの音色でも必須となる波形です。
Audio In
外部オーディオ信号をエンジン2やアナログフィルター、エフェクトで加工するモードです。
マルチフィルター
36dBローパスフィルターから3つのノッチフィルターまで、14種類以上のフィルターを内蔵した使いやすいエンジンモードです。
Surgeon Filter
ローパス、バンドパス、ハイパス、ノッチの各モードと柔軟なスプレッドコントロールで特定の周波数帯域全体を高精度にスライス&スクープ。
Comb Filter
チューニング可能なフィードバックディレイを使用し、変わった感じやメタリックな感じ、SF的なレゾナンス感を再現し、実際の音響的挙動を再現します。効果音やアコースティックに近い感じの音作りに最適です。
Phase Filter
2ポールから12ポールまでのポール数を設定でき、特定帯域にフェイズ効果を作り出します。声のようなフォルマント的な音や意外性のある倍音の立った音作りに適しています。
Destroy
波形を折りたたんだり、間引きをしたり、ビットクラッシュをします。カミソリのようにシャープで鋭い音からギザギザにピクセレートされた音、ファズ風のトーン、ビデオゲーム風の音まで、自由に音を破壊できます。
FM/RM
周波数変調(FM)とリングモジュレーションを組み合わせ、2つのエンジン間の波形や位相の相互作用を生み出し、ドライ信号とリングモジュレーション信号のミックスも可能です。
Mutable Instruments
MicroFreakと同様、MiniFreakにもユーロラック界のレジェンドであるMutable Instrumentsのオープンソース・オシレーターモードを多数内蔵し、Freakシリーズならではの自由度の高さとポリフォニックでさらに強化されています。
V.Analog
波形が連続可変する2つのデチューンされたバーチャルアナログ・オシレーターです。
Waveshaper
三角波をウェーブシェイピングとウェーブフォールディングで変形させ、歪んだ、アグレッシブで、メタリックなトーンを作り出します。
Two Op. FM
シンプルながらも強力な2オペレーターのFMオシレーターです。2つのサイン波の位相を変調させてシャープでアシッドなトーンを作り出します。
Formant
3つのシンプルなコントロールで、母音のような音の動きやプラスティック管のようなレゾナンスを作り出します。
Chords
音程のインターバルを設定してコードを作り、ワンキーで演奏できるパラフォニックのシンセエンジンです。
Speech
母音とフォルマント、シンプルな単語を発音する、ほんの少し人間のようなエンジンです。
Modal
中空構造の不協和な振動や共鳴を再現し、意外なテクスチャ感や倍音、あるいはアコースティック的な音作りに最適です。
Noise Engineering
勇敢で大胆なサウンド探求者のために、MiniFreakには、LAモジュラー界の巨人であるNoise Engineeringによる、ウェーブフォールディングとフェイズモジュレーション、ハーモニックマニピュレーションを組み合わせた3つのアルゴリズムが内蔵されています。
SawX
シンプルなノコギリ波が致命的な音の鋭さに変貌します。SawXは、コーラスとフェイズモジュレーションを散りばめ、Super Sawの騒乱を撒き散らします。
Harm
アディティブシンセシスとウェーブフォールディングを融合し、壮大なハードシンクサウンドを生み出します。密集したオクターブ倍音か、幅広く開いた倍音が選択できます。
ベース
低音処理用の非線形ウェーブシェイピング・アルゴリズムです。ヘヴィでデジタル感濃厚なトーンや溶けた金属のような迫力あるベースサウンドに適しています。
アナログ
フィルター
デジタルとアナログが出会うところにマジックが起こる。
MiniFreakは、クリーンでキラッとした、そして時にはアグレッシブなサウンドのデジタルオシレーターを内蔵していますが、それはほんの一側面に過ぎません。2つの世界の「いいとこ取り」が楽しめる、ウォームで変化に富み、本物のアナログフィルターをポリフォニックで内蔵しています。オシレーターのハーシュ感を抑えたり、音色の動きを作り出したりすることができる、サブトラクティブシンセシスをお楽しみいただけます。
フィルターモード
クラシックなトランス風シーケンスを3つのフィルタータイプでスウィープさせています。
ポリフォニック
ポリフォニック化により、弾いたノートのそれぞれにフィルターがかかり、メロディでもコードでも、パーカッシブな音色でもアナログフィルター独特のウォームかつビビッドなサウンドで演奏できます。
3モード
ローパス、バンドパス、ハイパスの3モードでMiniFreakの音をミックスに合わせてバランスを取ったり、特定の帯域を狙って倍音を引き立たせたりすることができます。
モジュレーション
長短色々なエンベロープでのフィルタースウィープは良いものですね。でもMiniFreakなら他のこともできます。アナログフィルターを狂ったようなモジュレーションで変化させたり、シーケンサーに合わせて動かし続けることで、より高度なフィルタリングができます。
最終
仕上げ
時には美しく、時には激しく。止めどないステレオサウンドが待っています。
3つのステレオエフェクト・エンジンで、選択したエンジンの組み合わせを補強し、変換し、磨きをかけましょう。空間系からテクスチャーアルゴリズム、サウンドの破壊まで、これらのエフェクトで思いのままに音作りやモジュレーションが可能です。
コーラス
コード音のコーラスが徐々に深くなっていきます。
フェイザー
コード音のコーラスが徐々に深くなっていきます。
フランジャー
フランジャーをかけたシーケンスです。
リバーブ
リバーブエフェクトの一例です。
ディレイ
ディレイタイムを変化させています。
Distortionモジュール
ディストーションが徐々に激しくなっていきます。
Bit Crusher
ビットクラッシャーをかけたフィルタースウィープサウンドです。
3-Band EQ
3バンドEQのパラメーターを動かしています。
Peak EQ
ピークEQのかかり方の一例です。
Multi Comp
デジタルなドラムビートにマルチコンプをかけた一例です。
野生の
シーケンス
シーケンスとアルペジオの境界線を曖昧にし、ワイルドなサウンドへ。
音符の繰り返しや均等なリズムを瞬時に入力する素早いステップシーケンスの作成をしたいとき、MiniFreakがその要求に応えます。しかし、さらに一歩踏み込んで、メロディと対話したり、衝動的に方向性を変えたりしたい場合、このフレキシブルなシーケンサー&アルペジエイターは、クリエイティブなトリックで武装しています。
Arpコントロール
単音の連打をコードスタブに、オクターブを瞬時にスイッチ、完全にランダムな音を入れる。これを実現するのがMutateボタンです。アルペジオの印象が一変します。
スパイス&ダイス
Freakファンにはお馴染みの機能であるスパイス&ダイスは、ピッチやゲートなどさまざまなパラメーターを変化させ、ハンドルから手を離して思いがけないインスピレーションを味わうことができます。
モジュレーションレーン
フィルターやエンベロープ、エフェクトなどを4つのモジュレーションレーンでコントロールし、ノートだけでなく音色全体を完全同期でリピート演奏させることができます。
単純に連打する音に様々な音色変化を重ね、ポリリズム的に音色が変化する聴き飽きないシーケンスが作れます。
モジュレーションの
数々
ソフトシンセに匹敵するフレキシビリティをワンノブコントロールで。
動きのない音に何の問題もありませんが、MiniFreakは音の動きと変化に喜びがあるという信念を体現しています。豊富なモジュレーションソースと、フィルターやオシレーターピッチなどの一般的なデスティネーションに加え、自由にアサインできるデスティネーションを簡単に接続でき、絶え間なく変化し、常に驚き、常時インスパイアされる独自のサウンドを作り出せます。
デュアルLFO
音作りの柔軟性とシンプルさの完璧なバランスを実現するのが、MiniFreakの2つのLFOです。色々なパラメーターをコントロールしたり、相互接続してユニークなモジュレーション波形を作ったり、あるいはシンクをオフにして完全に予測不能な動きにすることもできます。
サイクリングエンベロープ
もう1つのエンベロープとしても、ループさせてLFOのように利用することもできるサイクリングエンベロープで、ユニークなモジュレーション波形と音色変化を作ることができます。高速連射やオーディオ帯域でのモジュレーション、様々なスロープを、ほんのわずかな操作で作れます。
カスタムLFOシェイパー
アルペジエイターコントロールの右側にあるボタンでカスタムLFO波形を一度に1セグメントずつ作成でき、カオス的に繰り返す複雑な波形でモジュレーションをかけることができます。
完璧な
ハーモニー
その気になれば音楽理論に則って演奏できます。
間違った音程やコードボイシングのミスを心配することなく、クリエイティブで実験的なサウンドに集中できます。MiniFreakのスケール&コードモードは、入力情報を監視していますので、間違った音程などを気にする必要はありません。
コードモード
コードをワンフィンガーで弾けるお馴染みの機能です。デフォルト設定では、コードモードはメジャートライアドに設定されていますが、独自のコードボイシングを1音ずつ入力してメモリーさせることができます。
スケールモード
MiniFreakのキーボードや音程入力を洗濯したスケールにロックすることで、間違った音程と決別できます。5種類のプリロードスケールから選択できるほか、ユーザー設定スケールを使用して枠からはみ出ないメロディにできます。
ポリフォニック、ダイアトニック
コードモードとスケールモードの両方を組み合わせて、完璧なコードシーケンス、和声のアイディア、調性に合ったメロディを作成でき、常にキーに合った音にすることでフレーズなどの作成を簡単かつ楽しく、失敗のないやりがいのあるものにします。
Main Features
6ボイスポリフォニック・ハイブリッドシンセサイザー
37鍵ベロシティ対応スリムキー鍵盤(アフタータッチ付き)
合計22種類のオシレーターモードを内蔵した2系統のエンジン
エンジン2でエンジン1の音を加工可能
ボイスごとにエンベロープ1つを使用可能
ボイスごとにサイクリンクエンベロープ1つを使用可能
ボイスごとに2つのLFO
ポリフォニックアナログフィルターとVCA
6ボイスポリフォニック、12ボイスパラフォニック、ユニゾン、またはモノに設定可能
3つのエフェクトスロット(インサートまたはセンドモード、10種類のエフェクトから選択可能)
ユーザーカスタマイズが可能なLFOカーブ
7つのソースと13種類のデスティネーションのモジュレーションマトリクス
OLEDディスプレイによるリアルタイムなビジュアルフィードバック
使いやすい64ステップシーケンサー(16ステップx4ページ)
4つのモジュレーションレーン
ラチェット、オクターブランダマイズ等のアルペジエイターコントロール
MIDI IN/OUT/THRU
USBポート
Sustain、Audio In、Clock IN/OUT端子
ステレオアウト(バランス接続可能)
256種類のファクトリープリセットを内蔵
256種類のユーザープリセットをメモリー可能
Platform Specifications
Windows
- Win 10以降 (64ビット)
- 2.5GHz以上のCPU
- 4GB以上のRAM
- 2GB以上のディスク空き容量
- OpenGL 2.0互換のGPU
- ARMプロセッサーはWindowsではサポートされていません
対応プラグイン形式
- VST、AAX、Audio Unit
Apple
- Mac OS 10.13以降
- 2.5GHz以上またはAppleシリコンCPU
- 4GB以上のRAM
- 2GB以上のディスク空き容量
- OpenGL 2.0互換のGPU
ASCとの動作
- Arturiaソフトウェア・インストゥルメントのインストール、アクティベーション、アップデートを支援するエレガントでシンプルなソリューションです。
What's in the box
同梱品
- MiniFreak本体
- ユニバーサルパワーサプライ - 12V 1A
- USB A → USB 2.0
- 製品登録カード
外形寸法および質量
- size : 22.75 x 9.09 x 1.57 inches (578 x 231 x 55mm)
- weight : 6.48 lbs. (2.94 Kg)