MicroFreak

豊富なサウンド・プリセットを搭載したハイブリッド・シンセ

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カオスに
意味を見出す

少々荒唐無稽でクレイジーに聞こえるかも知れませんが、MicroFreakは難しい操作を排除し、誰でも簡単に使いこなすことができます。

すべての機能がわかりやすく表示され、アクセスもコントロールも簡単です。MicroFreakは、あなたの音楽的創造性を邪魔するのではなく、高めるためにあるのです。

このページでは、MicroFreak を唯一無二の存在と称することができる、代表的な特徴をいくつかをご紹介します。

そのボイスを
聴く

MicroFreakのデジタル・オシレーターに搭載された複数のモードは、デジタル・オシレーター・セクションの4つの専用ノブで簡単に切り替えることができます。

Typeノブでエンジンを切り替え、Wave、Timbre、Shapeの各ノブでオシレーターを好みに合わせて調整することができます。

MicroFreakは誕生以来、常に進化し続けています。現在では21種類のオシレーターを搭載し、美しく繊細なものからアグレッシブなものまで、さまざまなサウンドをカバーしています。ここでは、オシレーター・モードをご紹介します。

サンプル音源

MIDI Control Center経由でオリジナル・サンプルをインポートし、ループさせ、コントロールし、全く新しい少しクセのあるサウンドを生み出すことができます。

Scan Grains

読み込んだサンプルを細かくスライスし、その断片を自在に切り替えながら再生することで、グリッチ感のあるスタッターやタイムストレッチ風のサウンドを作り出すことができ、モジュレーションとの相性も抜群です。

Hit Grains

音の粒をコントロールして、歯切れのいい、弾けるような、力強いサウンドへと変化させれば、他では得られないパーカッシブな質感が生まれます。

Cloud Grains

音の粒の位置、密度、サイズをコントロールすることで、サンプルを音のしずくに変え、密度の高い音の雲を作り出しましょう

Vocoder

人間の声やさまざまな音源が生み出す複雑な倍音構成を正確に検出、再現、処理するために設計された16バンドのボコーダーです。

Noise

細かい粒子ノイズ、ホワイト・ノイズ、そしてシンセ・シンバルのような金属的なノイズを切り替え、それらの特徴を混ぜ合わせながら、ドラムやパーカッションのベースを作ることができます。

Superwave

正確にデチューンされたノコギリ波、矩形波、サイン波、三角波で、最も太いシンセサウンドを作ることができます。トランスや、壮大で幻想的な雰囲気を持つサウンド・メイキングに最適です。

Harmo

32個のサイン波を使って音を合成し、それらの音量をモジュレーションすることで、名前の通り倍音豊かな躍動感のあるサウンドを生み出し、フィルターを使ってさらに加工することができます。

Karplus Str.

フィジカル・モデリング技術を駆使することで、ソフトなピチカートから鋭く耳に鳴り響くコードまで幅広い弦楽器の音を再現する、シンセサイザーにおける王道の手法です。

ウェーブテーブル

ウェーブフォームのスナップショットをスキャンして、これまでにない新しく進化したサウンドを見つけてみましょう。16種類のウェーブテーブルが収められており、今後さらに追加される可能性があります。

BasicWaves

このオシレーターは、矩形波とノコギリ波という2つの基本波形をエミュレートしています。矩形波には奇数倍音のみが含まれ、ノコギリ波には奇数倍音と偶数倍音の両方が含まれています。

Mutable Instruments

さらに、ユーロラック界のレジェンドと称えられるMutable Instrumentsが開発したオープンソースのPlatisオシレーターを統合し、7種類のシンセ・モードを搭載。MicroFreakのオシレーターはすべてモノフォニックですが、パラフォニック・モードをオンにすることで、最大4ボイスまで同時に演奏することができます。

V.Analog

波形が連続可変し、デチューンされたふたつのバーチャル・アナログ・オシレーターです。

Waveshaper

三角波をウェーブ・シェイピングとウェーブ・フォールディングで処理することによって、歪んだアグレッシブでメタリックなトーンを作り出します。

Two Op. FM

シンプルながらもパワフルなツインオペレーターのFMオシレーターで、2つのサイン波が互いの位相をモジュレートし、シャープでアシッドなトーンを作り出します。

Formant

パーカッシブなグラニュラーシンセシスエンジンで、シンプルなリズム・パターンに立体的で躍動感のあるサウンドを加えることができます。

Chords

設定したインターバルで重複音をトリガーするパラフォニック・シンセ・エンジンで、コードをワンキーで演奏でき、トランス風のメロディを奏でることができます。

Speech

母音、フォルマント、簡単な単語音を作り出すエンジンです。モジュレーション・マトリクスによるオートメーションで、MicroFreakを「喋らせる」ことができます!

Modal

空洞構造の独特な非調和的な振動と共鳴を再現します。楽曲に妖艶な質感や不安定で異質な響きを加えることができます。

Noise Engineering

LAのモジュラー界の重鎮、Noise Engineeringとのコラボレーションによって誕生した3つの新しいアルゴリズムです。ウェーブフォールディング、フェイズ・モジュレーション、ハーモニック・マニピュレーションを組み合わせたこれらの凶暴なサウンドは、MicroFreakをデジタル領域でかつてない次元へと押し上げました。

SawX

シンプルなノコギリ波はエディットすることで、鋭くアタック感のある洗練されたサウンドとなり、SawXはコーラスとフェイズ・モジュレーションを加えることで、スーパーノコギリ波特有の混沌とした質感をもたらします。

Harm

アディティブ・シンセシスとウェーブフォールディングを融合し、壮大なハード・シンク・サウンドを生み出します。密度の高いオクターブ倍音か、壮大な広がりのある倍音を選択することができ、これまでにない、煌びやかなサウンドがあなたを待っています。

ベース

その名の通りの非線形のウェーブシェーピング・アルゴリズムで、Bassは重厚なデジタル密度と溶けた金属のような質感を低音域に加えます。

すべてを
モジュレート

MicroFreakは、そのコンパクトなサイズにもかかわらず、巨大なシンセをも凌駕するようなモジュレーション・マトリクスと高度な機能を備えています。

5種類のソースと7種類のデスティネーションを搭載し、MicroFreak内のコンポーネントを仮想的に再配線して、まったく新しいサウンドを作ることができます。そして、7種類のデスティネーションのうち3つはユーザーによるアサインが可能となります!

クリック操作が可能なマトリックス・ノブによる簡単なプログラミング、視認性の高いライトアップ・ディスプレイ、そして詳細を表示するOLEDスクリーンにより、今どんな変更を加えているのかを常にモニタリングすることができます。 また、モジュレーション・ソースを任意のデスティネーションにルーティングするのも簡単に行うことができます。ブラウズして、クリックして、値を指定するだけ。スピーディかつ直感的な操作で、価格が10倍するようなシンセに匹敵する実践的な機能を兼ね備えています。

ボイスを
フィルタリング

デジタル・オシレーターとアナログ・フィルターを組み合わせることで、オシレーターの鋭くクリスタルのような煌びやかなサウンドを、歴史的名機とされるOberheim®設計のSEMフィルターをベースにした12dB/Octのフィルターで細かく加工することができます。

ローパス

低域を通し、高域をカットします。アグレッシブなサウンドをウォームに響かせたり、低音を強調した不吉な予兆を感じさせる響きにしたりすることもできます。

バンドパス

サウンドにおける特定の周波数帯域にフォーカスし、強調することができます。とても実践的なサウンド・エディターです。

ハイパス

こもったローエンドを削り、明るくキレのあるサウンドを作ったり、緊張感を高めるビルドアップから上しいドロップへと展開させることができます。

思いがけない嬉しい
アクシデント

MicroFreakのシーケンサーは、ただのシンセ・シーケンサーではありません。あなたの音楽的創造性を常に刺激し、新しいアイデアが湧き上がってくるような革新的な機能を備えたデュアル・モードのアルペジエイター/シーケンサーです。

01 スパイス

シーケンス内のスパイス・レベルを調整することで、文字通りサウンドへのスパイスが加わり、ピッチを変えずにパターンのパラメーターを変化させ、これまでにない新しいものを作り出すことができます。

02 ダイス

「Dice」が選択されているときは、タッチストリップを使って、設定した量に応じてシーケンスをランダマイズすることができます。これまで想像していなかったアイデアから、新たなインスピレーションを得ることができるのです。

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魔法の
タッチ

MicroFreakのタクタイル・インターフェースは、これまでにない、斬新な演奏体験をもたらします。可動部のないフラットなタッチセンサー式キーボードは、一見すると異質に感じるかもしれませんが、驚くほど自然な演奏感を味わうことができます。

25鍵のプリント基板は、演奏したノートを瞬時にトラッキングするだけでなく、各ノートを押した時の強さ (アフタータッチ) を鍵盤ごとに検出することができます。これは、MicroFreak本体だけでなく、MicroFreakをMIDIコントローラーとして使用する場合、ポリフォニック・アフタータッチ対応のバーチャル・インストゥルメントにも応用することができます。

キーボード上にあるタッチコントロールは、シーケンサーの主要なパラメーターにアクセスすることもでき、タッチ・ストリップは、ピッチ・ベンド、あるいはシーケンスの「スパイス」や「ダイス」量のコントロールにも使用することができます。

こんなにコンパクトなのに
機能は多彩

2012年にデビューしたシンセ、MiniBruteがコンパクトなアナログ・シンセの新たな基準を打ち立てたように、MicroFreakは手頃な価格のデジタル・シンセで可能な限界を再定義しようとしています。

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01 エキサイティングなプリセット

新しいシンセの機能を自分で掘り下げていくのはとても楽しいことですが、プリセットをいくつかフリックしてインスピレーションを得るのも効果的です。MicroFreakには何百もの素晴らしいプリセットがプリロードされており、無料でダウンロードできるサウンドもありますし、サウンド・バンクも随時追加されています。そして、クリック式のプリセット・ノブで、プリセットの選択から割り当てやリネームを簡単に行うことができます。

02 クラシック・シンセの機能

2つの特徴的なエンベロープと、同期可能なLFOを搭載したMicroFreakでは、各パラメーター専用のコントロールを使い、直感的にサウンドを作り込んでいくことができます。また、Cycling Envelopeでは、ライズ、ホールド、フォールの時間を自在に調整し、指数・直線・対数のカーブを選びながら、ループ動作による高度なモジュレーションを実現可能。まるでLFOとして使えるように変化させることができます。

03 強力なモジュレーター

Like modulators? How about modulating your modulators? That’s right. Working hand-in-hand with the modulation matrix, the modulators can be assigned to each other, letting you get really experimental. This is unheard of in a low-cost synth.

04 豊富な入出力端子

CVアウトを装備し、ピッチ、ゲート、プレッシャーの各信号を、CV/Gateに対応したアウトボードやモジュラー・シンセに送ることができます。また、USB経由でDAWに接続したり、付属のMIDIブレイクアウト・ケーブルを使用することもできます。これにより、お気に入りのコントローラー・キーボードに接続したり、MicroFreakのシーケンサーを使用して別のシンセをコントロールすることができます。

それで、肝心のサウンドは
どんな感じなのか?

そうですよね。色々な機能をご紹介していますが、本当に知りたいのは、MicroFreakがどんなサウンドなのかということですよね。この小さなシンセには、何百ものプリセット・サウンドを保存できますが、この小さな筐体にどんなことができるのか、いくつかをご紹介しましょう。

ベース

パッド

キーボード

リード

シーケンス

効果音

私たちは
この中で共に

誰でもたまにはソロで自由な演奏を楽しみたくなりますが、アンサンブルが生み出す音楽の化学反応的なマジックは、他に変え難いものでもあります。

MicroFreakのオシレーター・モードは、多彩なバリエーションを内蔵しています。自社で開発した5種類のオシレーターに加え、モジュラーのパイオニアであるMutable Instrumentsのオープンソース・アルゴリズムや、LAのユーロラックの魔術師、Noise Engineering独自のモードも用意されています。

モジュラーに匹敵するサウンドの柔軟性を、同等のパラメーターの操作性で実現。さらにパラフォニック対応によって音楽的表現力の幅が広がり、パッチ不要で演奏が可能な自立型ハードウェア・シンセとして完結しています。

パッケージ内容

パッケージ内容

  • MicroFreak本体
  • ユニバーサル・パワーサプライ
  • 製品登録カード
  • MIDIポートアダプター x2

外形寸法

  • size : 12.2 x 9.2 x 2.2 inches (311 x 233 x 55mm)
  • weight : 2.3 lbs. (1.02 Kg)

主な特徴

512個のプリセット・スロット、320種類のファクトリー・プリセットを内蔵したシンセサイザー

ウェーブテーブルからサンプル・プレイバック、グラニュラー・プロセッシング、さらにMutable Instruments、Noise Engineeringのオシレーター・エンジンなど、21種類のデジタル・オシレーター・モードに加えボコーダー・モードも搭載

12dB/Octのスロープ、レゾナンス、ロー・パス、バンド・パス、ハイ・パスの各モードを備えたステート・バリアブル・アナログ・フィルターを搭載

ADSRエンベロープ

2つのモードを内蔵したサイクリング・エンベロープ

  • エンベロープ
  • LFO

LFO (テンポ同期可能):サイン波、三角波、ノコギリ波、矩形波、ランダム、スルー・ランダム

5つのソースと7種類のデスティネーション (3種類はカスタム設定可能) のモジュレーション・マトリクスを搭載

最大4音までのモノ/パラ/ユニゾン・モードに対応

コード・フォームを記憶し、鍵盤をひとつ押さえることで演奏できるコード・モードを内蔵

スケール・クォンタイズ機能を使うことで白鍵に特定のスケールを割り当てして、音楽制作の作業をよりシンプルにすることができます。

ポリフォニック・アフタータッチ対応の25鍵キャパシティブ・キーボード

キャパシティブ・タッチ・ストリップを装備

音色のエディットや各種設定をする際に高い視認性を誇るOLEDディスプレイを採用

ダイナミックなアルペジエイター

  • アップ、オーダー、ランダム、パターン・モード
  • Spice & Dice Gate randomizers

64ステップ・シーケンサー

  • プリセットごとに2つのパターンを作成可能
  • プリセットごとに4つのオートメーション・トラックを使用可能

CV / ゲート / プレッシャー・アウトプットを装備

USBポート、クロック、MIDI入出力を装備

6.35mm (マスター) と3.5mm (ヘッドフォン) のオーディオ出力を装備