シンセシスの
切り替え
シンセサイザーのサウンドをポピュラー音楽にもたらした歴史的名機は、細部に渡るまで完全にモデリングされ、さらに再現性の高いものへと昇華しました。
モジュラー・シンセのサウンドは唯一無二であり、スタジオの枠を飛び出してステージ上から世界中のオーディエンスを魅了したモジュラー・シンセという点においてもその功績の大きさは計り知れません。Modular Vは、True Analog Emulation®というモデリング技術によって命を吹き込まれ、他のモダン・シンセやプラグインとは一線を画すサウンドを生み出します。オリジナルの実機を手がけた発明者との共同開発により、タンジェリン・ドリームからトレント・レズナーまで、多くのミュージシャンが愛用した唯一無二のサウンドを、あなたのDAW上でお楽しみいただけます。
無限に広がるサウンドのパレット
Modular Vの膨大な数のモジュール・セレクションを内蔵し、どんなサウンドが生まれるかは全てあなた次第です。点と点を結んで、シンセシスのサウンド・キャンバスに自由な絵(サウンド)を描いてください。
プリセットから始める
モジュラーは初めてですか? Modular Vの膨大な数のパッチポイントとパラメーターに惑わされていませんか? エキスパートが作成したプリセット・ライブラリーを上手く活用すれば、最高のサウンドを瞬時に手に入れることができます。
本物のようにに聴こえるのは、それが本物だからです。
ハードウェアのサウンドとソフトウェアの利便性のどちらかだけを選ぶ必要はありません。Modular Vでは、オリジナルの実機が得意としている部分を忠実に再現しています。
オフロードへ
時には思いもしなかったサウンドを得られることもあるでしょう。そしてエディットするたびに新たなインスピレーションが湧き上がってくるかもしれません。 ─ Modular Vは、膨大な数のサウンドを体感し、制限のない自由な音楽的創造性をどこまでも探究できる設計になっています。
ヴォーグと
同じ質感を見事に再現。
電子回路によるサウンドの合成は、ウェンディ・カルロス、キース・エマーソン、タンジェリン・ドリーム、そしてビートルズをも魅了しました。そしてその大きな理由は、敬愛する発明家が作り出した初期のモジュラー・システムにありました。
ボブ・モーグ博士は、シンセサイザーの事実上の代名詞ともいえる存在です。ボブ博士はモジュラーを設計・デザインし、友人たちからのサポートを受けながら、シンセシスを複雑かつ扱いづらいものとされていた領域から脱却させ、あらゆる音楽スタイルの作曲家や演奏家にとって身近なツールにしました。
1934年生まれのニューヨーカーでピアノの素養を持つ彼は、レオン・テルミンの「触れずして演奏する」楽器に感銘を受け、1950年代にテルミンを製作しました。作曲家のハーブ・ドイチュ (Herb Deutsch) と出会った2人はすぐに意気投合し、2人のコラボレーションによって最初の電圧制御式のオシレーターが誕生しました。1964年には初のモジュラーシンセが発表され、AES (オーディオ・エンジニアリング・ソサエティ) のコンベンションで話題となりましたが、注文が殺到したため、新たなモジュラーシステムが開発され、1967年にI、II、IIIが完成しました。
Modularの歴史を辿る
音楽的
威厳
Modular Vのユーザー・インターフェイスには、様々な機能が搭載されています。
モジュラー・システムは複数のキャビネットにまたがることがよくありましたが、Modular Vでは、その部分も忠実に再現されています。オリジナルとなったモデルの中で、最も大きなサイズのバージョンをモデリングのベースにしているため、実機にとても忠実なレイアウトと、現代のユーザーが必要とするモダンな使いやすさを兼ね備えています。

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01. プロフェッショナル・グレードのパッチング
パッチポイントを別のパッチポイントへドラッグするだけで、ケーブルを接続することができます。接続先が有効な場合は赤でハイライトされます。
02. 膨大な数のオシレーター
9基のオシレーターと3基のドライバー・オシレーターを組み合わせて、重厚感溢れるサウンドを作り出すことができます。
03. 真のモジュラー
モジュールには、オリジナルの実機に搭載されている全てのオーディオとコントロール・シグナルのジャックが搭載されており、1つのジャックに対してケーブルを「マルチ化」することもできます。シンプルにも複雑にも、あなたが思い描いた通りの自由なパッチングが可能です。
04. 服を着替えるように
トップ・キャビネットでは、さまざまなフィルター、エンベロープ、モジュレーションソース・モジュールを選択、設定することができます。
05. 高まる期待
モジュールの選択肢には、王道の24dBラダー・フィルターや、マルチモード・フィルター、そして希少かつ誤解されがちなBodeフリケンシー・シフターまでもあります。
モダンナイズされた
モジュラー
ハードウェア・モジュラーにできることは全て可能ですし、当時は不可能とされていたことが今は可能になったものもあります・
言うまでもなく、ソフトウェアでより簡単にできることを利用しない手はありません。私たちは、実機のモジュラーで得られるのメリットはすべて活かしながらも、コンピューター・ベースの音楽制作に最適な新しい機能をModular Vに搭載させ、より実践的なツールを実現しました。

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01. MIDIモジュラー!
すべてのパラメーターがMIDIに対応しているモジュラーシンセがありますか? クラシックなモデルにはありません。今のユーロラックにもありません。ここにしかないのです。
02. ポリ・パンデモニウム
モジュラー・シンセは主に単音で演奏されていましたが、このスイッチを使うことで、Modular Vで和音を奏でたり、Unisonモードでオシレーターを重ねて演奏することができます。
03. パンくずリスト
ハードウェア・モジュラーでは、エディットを前回中断したところから再開するのは困難です。しかし、アンドゥ/リドゥとエディット履歴があれば、あなたのサウンド・デザインは、安全かついつどこからでも瞬時に再開することができます。
04. X/Yコントローラー
2つのX/Yジョイスティック・コントローラーには、各軸にパッチ可能なインプットを備えています。もちろんMIDIアサインも可能で、よりリアルタイムなパフォーマンス・コントロールを実現しました。
05. 独立したボリューム・エンベロープ
パッチング不要で素早く設定できるボリューム・エンベロープが欲しいと思ったことはありませんか? 今回、モジュラーでの作業を効率化するために、その機能をModular Vに組み込みました。
06. 追求し続けつつも、先導する存在。
4つの独立したパッチ可能なキー・フォロワーを組み合わせることにより、キーボードを弾く音程によって複雑に入り組んだサウンドを生み出します。
実際の音を
試聴
これまでお伝えした通り、Modular Vでは、誰もが簡単に行えるモジュラーを活かした無限のサウンド・メイキングを実現しました。ここでは、Arturiaアーティストやサウンド・デザイナーが手掛けたサウンド・サウンプルをいくつかご紹介します。あなたはどんなサウンドを手に入れたいですか?
Initialize Timbal
Dale's Demo
A short demo sent by Dale Ong, from the USA, who worked for Bob Moog in the 80's. It was recorded (rendered in Sonar actually) using just 6 tracks, all Modular V with no external processing.
Me and Mgy V2
Prats aka Patrick Wiklacz, krautrock and psychedelic style.
Demo Song by Mitsuru Sakau
A Modular V demo song inspired by Isao Tomita, Claus Shulze, and Keith Emerson who is Mitsuru's idol. Many thanks to Mitsuru Sakaue
Jerusalem
Inspired from the choral piece of Chariots of Fire (Vangelis).
Modular Funk
A piece of funk music.
Fabrice Gabriel's Dreams
This song was made with several instances of the Modular V, drums and a shaker. The only added effect is compression to limit extra dynamics, and sometimes eqs in the high frequencies to add some air to the sound.
Brandenburg Concerto
A fragment of Bach's Brandenburg Concerto No. 3, 1st movement. Only one instance of Modular V was used, rendering track by track of a total of 22 audio tracks. No external EQ, compression or FX were used the sound is right as it comes from the Modular V
Travesia Sagrada 01
Song made with Modular V and samples of sounds of the nature park in HONDURAS.
Artistscorner
PressClippings

含まれています
V collection
伝説のキーボードの数々を再発明
このインストゥルメントは、キーボードの歴史を築いたシンセ、オルガン、ピアノなど、夢のラインナップがそろったV Collectionの一部でもあります。これらのインストゥルメントは、本物のリアリズムのために最先端のテクノロジーでモデリングされ、新たにクリエイティブな追加機能で強化されています。スタジオでDAWプラグインとして使用する場合でも、ライブでスタンドアローンで使用する場合でも、V Collectionを使用することで、史上最高のキーボードを指先1つで操作し、即座にインスピレーションを得ることができます。
もっと詳しく
主な特長
必要です
各パラメーターからサウンドデザイナーによるヒントまで、インストゥルメントのあらゆる側面について統合されたアプリ内チュートリアルがガイドしてくれますので、クリエイティブな作業に集中できます。こんなに簡単なことはありません!
Arturia Software Centerでは、すべてのArturiaソフトウェアタイトルのダウンロード、整理、アップデートをワンストップで行えます。ものごとはシンプルに。
Arturiaのバーチャルインストゥルメントとプラグインは、あなたのセットアップに簡単にフィットするように設計されています。制作スタイルを問わず、WindowsとMacOSの両方で、主要なDAWとの完全な互換性を楽しみながらサウンドを探求できます。
インテリジェントで効率的なプリセットブラウジングで、頭の中にあるサウンドを即座に見つけることができます。キーワードで検索したり、楽器の種類や音楽スタイルで探したり、お気に入りを登録して後ですぐに呼び出すこともできます。
Arturiaのクラシックなインストゥルメント・エミュレーションの視覚的な没入感を存分に味わいたい方にも、貴重なスクリーン面積を節約したい方にも、Arturiaのすべてのバーチャルインストゥルメントのインターフェイスは、用途に合ったサイズに変更できます。
Arturiaのインストゥルメントは、KeyLabシリーズにシームレスにマッピングされていますが、他のMIDIコントローラーとの相性も抜群です。即座にサウンドをエディットできるマクロ、簡単なDAW統合、スタンドアローン動作も簡単です。
TAE®による高精度エミュレーション
独自のアナログモデリング技術により、オリジナルの実機と聞き分けがつかないほどの高精度エミュレーションを実現。
アナログ・オシレーター、フィルター、ソフト・クリッピングの特性も正確に再現することで、細かいコンポーネントの違いが生み出すディテールやアナログの魅力を体感することができます。
もっと詳しく
ギャラリー
主な特徴
オリジナルに実機に搭載されているモジュラー・シンセの全パラメーター:
- 9基のオシレーター
- 2 LFOs
- 3つのフィルター・スロット
- 1 Noise Generator
- 6 envelopes
- 2系統のVCA
モジュレーション・インプットを搭載した16系統のAUX VCA
24ステップ・シーケンサー
フィルター・バンク (14種類の帯域を調整可能)
ステレオ・ディレイ & コーラス
12ステージフェイザー & リングモジュレーター
歴史的名機とされている24dB/Octローパス・フィルターを忠実に再現
TAE®エンジンによる優れたサウンド・クオリティ
プロのサウンド・デザイナーによる500種類以上のプリセットを内蔵
単音または最大64ボイスの和音での演奏を実現
ソフトクリッピング機能を内蔵
各プラットフォームでの動作環境
Windows
- Win 10+ (64bit)
- 4 GB RAM
- 4コア、3.4GHz (ターボブースト時4.0GHz) 以上のCPU
- 3GB以上のディスク空き容量
- OpenGL 2.0互換のGPU
- ARMプロセッサーはWindowsではサポートされていません
対応プラグイン形式
- スタンドアローンまたはVST、AAX、Audio Unit、NKS (64ビットDAWのみ) の各プラグイン形式で動作




Apple
- Mac OS 11+
- 4 GB RAM
- 4コア、3.4GHz (ターボブースト時4.0GHz) 以上のCPU、またはM1 CPU
- 3GB以上のディスク空き容量
- OpenGL 2.0互換のGPU
ASCとの動作
- Arturiaソフトウェア・インストゥルメントのインストール、アクティベーション、アップデートを支援するエレガントでシンプルなソリューションです。
このページに記載のメーカー名および製品名は各社に帰属する商標であり、Arturiaとは一切関係ありません。他のメーカーの商標は、開発中にその特徴やサウンドを研究したメーカーの製品を識別するためだけに使用しています。すべての機器名、発明者名、製造者名は、説明および教育目的のためにのみ記載しており、いかなる機器の発明者や製造者との提携や助言を示唆するものではありません。