伝説が
生まれ変わる
技術的な驚異であり、ステータス・シンボルだったSynclavierは、1980年代の他のあらゆるシンセサイザーを、パワーと価格の両面で文字通り凌駕していました。サウンド・メイキングに対するそのユニークなアプローチは、当時と同様、現在でも十分に通用します。
スティング、フランク・ザッパ、ケイト・ブッシュ、マイケル・ジャクソン、チック・コリア、その他多くのミュージシャンに愛用されたインスピレーションの宝庫は、FMシンセサイザーとして誕生しました。DAWが登場するずっと以前に、ハイレゾ・サンプリングやリシンセシスなどの機能を追加し、初のテープレス音楽制作システムへと進化しました。このシンセサイザーのロールス・ロイスに匹敵するものはなく、最大で数千万円の価格で取引されるシステムに、ほとんど誰も近づけませんでした。オリジナル機の発明者であるキャメロン・ジョーンズ (Cameron Jones) と共同開発されたこのSynclavier Vは、そのすべてを打ち破ります。
あなたにとっての秘密兵器
Synclavierのようなサウンドを奏でる楽器は、現在でも他にありません。Synclavier Vは、あなたの音楽と同じくらいユニークなサウンドとアイディアの源です。
オリジナルを超えて
オリジナルのサウンド生成能力を3倍に引き上げ、ハードウェアでは不可能だったホットロッドを作り上げました。
会員制クラブ
オリジナルの実機のSynclavierは、多くのプロ・ミュージシャンがそのサウンドを愛し続けているため、今でもなお現役です。しかしコストや修理といった頭痛の種を抱えることなく、その仲間に入ることができます。
音のカメレオン
アディティブ、デジタル、FMシンセシスとユニークなサンプリング機能を組み合わせたSynclavier Vは、頭の中にあるどんな音でも作り出すことができます。
実験
成功
ミュージシャンとエンジニア達の大学時代のチームワークから生まれたSynclavierは、研究室での実験から始まり、音楽業界で最も注目されるシンセサイザーへと成長を遂げました。
70年代の名門ダートマス大学で、学生のキャメロン・ジョーンズとシドニー・アロンソ (Sydney Alonso) は、ジョン・アップルトン (Jon Appleton) 教授 (音楽) とフレデリック・フーヴェン (Frederick Hooven) 教授 (工学) の研究プロジェクトに参加しました。目標は、コンピュータを楽器のように動作させることでした。
プロトタイプのダートマス・デジタル・シンセサイザーは、Synclavia Iとなり、後にヤマハDX7で商業的な大成功を収めるスタンフォード大学のジョン・チャウニング (John Chowning) 博士によって開発されたFM技術を採用していました。
Synclavierの歴史を辿る
宇宙船ブリッジが
待機中
Synclavierが可能にした音の奇跡を簡単かつ瞬時に実行移すことができる多数のパラメーター群。
Synclavierのインターフェイスは、パラメーターを選択する多数のボタンと、それらをコントロールする1つのノブで構成されており、そのシンプルさがユーザーから好評でした。しかし、私たちは、ノブはもっとたくさんあったほうがよいと考えていました。

_1
_2
_3
_4
_5
_6
01. 限界のないシンセシス
1つのプリセットに最大12個のパーシャルを設定することができ、各パーシャルは、完全な加算合成とFM合成のチェーンです。
02. 説得力のある対位法
各パーシャルには、独自のボリュームとハーモニックのエンベロープがあり、それらを互いに織り交ぜることで、耳を惹きつけるサウンドを生み出すことができます。
03. サウンドの手術
FMパラメーターやタイムスライスの挙動など、各パーシャルのあらゆる要素をコントロールすることができます。サウンドを一から作り上げるのに、これに勝る緻密な方法はありません。
04. 幅広いストロークで音を描く
パンニング、トランスポーズ、エンベロープの全体的なオフセットなど、すべてのパーシャルに共通するコントロールを設定します。
05. スペース・ステーション
単体のビブラートと、ステレオ音像の中での音の動きを極めて細かくコントロールすることができます。
06. サウンドに躍動感を与える
ポロフォニック・ポルタメントに加え、テンポ同期可能なマルチパターン・アルペジエイターで、サウンドに新たな命を吹き込むことができます。
素晴らしい
旅路
オリジナルSynclavierでは、正確なエディットをするにはコンピュータ・ディスプレイのオプションが必要でした。しかしSynclavier Vなら、サウンドの核心にさらに深く入り込むことができます。
オールドスクールなVT100ターミナルの「グリーンディスプレイ」なルックスはそのままにしつつ、クリエイティブなフローを強化するために多くの部分を刷新しました。そして多くの新しい機能を搭載しながらも直感的な操作を可能にした最新のインターフェイスで、あなたもサウンド・デザインのエキスパートになることができます。
各パーシャルでは、FMペアのキャリアとモジュレーターの両方に、好きな波形を使用したり、その波形自体を作成することができます。そして、それを最大12個も積み重ねることができます!
サウンドの基盤としてサンプルを取り込むか、キャリア、モジュレーター、またはその両方を再合成することができます。
同じパーシャルでも、時間軸上にセットできる最大50個のスナップショットでまったく別のサウンドになります。その遷移スピードをテンポに同期させることができ、サウンドが動き出します。
便利なミキサータブを駆使すれば、すべてのパーシャルのミックス、パンニング、チューニング、トランスポーズの調整を1箇所で集約して行うことができます。
キーボード全域で12個のパーシャルをスプリット、レイヤー、クロスフェードを行い、ベロシティとモジュレーション・ホイールでコントロールすることができます。
各パーシャルには、16x16のモジュレーション・マトリクスがあり、表現の可能性が尽きることはありません。
3系統のエフェクト・スロット、マイクロチューニング、そしてヴィンテージ・デジタルSynclavier Vのサウンドを詳細にコントロールできる機能―これらすべてが組み合わさって、他にはない音楽制作システムが完成します。
実際の音を
試聴
Synclavierは、あらゆるサウンドの領域をカバーし、ユーザーにとって生涯必要とされる最後のシンセサイザーになることを願って設計されました。
これらのオーディオ・デモは、我々がSynclavier Vに込めた思いそのものを表していて、ほぼすべてのサウンドにSynclavier Vが使用されています。
Crystal Bells
This demo was made exclusively with the Synclavier V.
Many Mallets
This demo was made exclusively with the Synclavier V.
Pet Wad
This demo was made exclusively with the Synclavier V.
Synclav Techno
Solace
This demo was made exclusively with the Synclavier V.
Jamaican
All sounds come from the Synclavier V!
Revenge
So Digital
This demo was made exclusively with the Synclavier V.
North
This demo was made exclusively with the Synclavier V.
Celestial
Complex ambient track made exclusively with Synclavier V2, using presets that make the most out of the newer features.
New Land
All sounds were created with the Synclavier V2 except the snare drums, Hi Hat and cymbals sounds
Paltan
Electro and melodic track. The presets used in this track are : Butter, Morphing Chorus, Yet So Efficient, Squary Mellow and Initialize System. Additional drums from the Ableton core library.
Artistscorner

含まれています
V collection
伝説のキーボードの数々を再発明
このインストゥルメントは、キーボードの歴史を築いたシンセ、オルガン、ピアノなど、夢のラインナップがそろったV Collectionの一部でもあります。これらのインストゥルメントは、本物のリアリズムのために最先端のテクノロジーでモデリングされ、新たにクリエイティブな追加機能で強化されています。スタジオでDAWプラグインとして使用する場合でも、ライブでスタンドアローンで使用する場合でも、V Collectionを使用することで、史上最高のキーボードを指先1つで操作し、即座にインスピレーションを得ることができます。
もっと詳しく
主な特長
必要です
各パラメーターからサウンドデザイナーによるヒントまで、インストゥルメントのあらゆる側面について統合されたアプリ内チュートリアルがガイドしてくれますので、クリエイティブな作業に集中できます。こんなに簡単なことはありません!
Arturia Software Centerでは、すべてのArturiaソフトウェアタイトルのダウンロード、整理、アップデートをワンストップで行えます。ものごとはシンプルに。
Arturiaのバーチャルインストゥルメントとプラグインは、あなたのセットアップに簡単にフィットするように設計されています。制作スタイルを問わず、WindowsとMacOSの両方で、主要なDAWとの完全な互換性を楽しみながらサウンドを探求できます。
インテリジェントで効率的なプリセットブラウジングで、頭の中にあるサウンドを即座に見つけることができます。キーワードで検索したり、楽器の種類や音楽スタイルで探したり、お気に入りを登録して後ですぐに呼び出すこともできます。
Arturiaのクラシックなインストゥルメント・エミュレーションの視覚的な没入感を存分に味わいたい方にも、貴重なスクリーン面積を節約したい方にも、Arturiaのすべてのバーチャルインストゥルメントのインターフェイスは、用途に合ったサイズに変更できます。
Arturiaのインストゥルメントは、KeyLabシリーズにシームレスにマッピングされていますが、他のMIDIコントローラーとの相性も抜群です。即座にサウンドをエディットできるマクロ、簡単なDAW統合、スタンドアローン動作も簡単です。
ギャラリー
主な特徴
Software synthesizer playable through a MIDI keyboard
450種類のプリセットを内蔵
オリジナルの実機の開発に携わったプログラマーによるオリジナルのコードを採用した、正真正銘オリジナルSynclavierのシンセシス・エンジンを搭載
強力なFM (周波数変調) シンセシスを搭載
フル・スペックの加算合成:
- ダイナミックな加算合成のためのタイム・スライス・エンジン
- 合成波形をキャリアとモジュレーター波形の両方に使用可能
パーシャル数を12個に拡張 (オリジナルは4個)
ビット解像度を変更可能 (オリジナルは8ビット固定)
High-quality output effects
アルゴリズム・リバーブを内蔵
オリジナル実機のSynclavierライブラリーから50種類のプリセットを内蔵
VST, VST3, AU, AAX, and standalone operation
Native InstrumentsのNKSフォーマットに対応
各プラットフォームでの動作環境
Windows
- Win 10+ (64bit)
- 4 GB RAM
- 4コア、3.4GHz (ターボブースト時4.0GHz) 以上のCPU
- 3GB以上のディスク空き容量
- OpenGL 2.0互換のGPU
- ARMプロセッサーはWindowsではサポートされていません
対応プラグイン形式
- スタンドアローンまたはVST、AAX、Audio Unit、NKS (64ビットDAWのみ) の各プラグイン形式で動作




Apple
- Mac OS 11+
- 4 GB RAM
- 4コア、3.4GHz (ターボブースト時4.0GHz) 以上のCPU、またはM1 CPU
- 3GB以上のディスク空き容量
- OpenGL 2.0互換のGPU
ASCとの動作
- Arturiaソフトウェア・インストゥルメントのインストール、アクティベーション、アップデートを支援するエレガントでシンプルなソリューションです。
このページに記載のメーカー名および製品名は各社に帰属する商標であり、Arturiaとは一切関係ありません。他のメーカーの商標は、開発中にその特徴やサウンドを研究したメーカーの製品を識別するためだけに使用しています。すべての機器名、発明者名、製造者名は、説明および教育目的のためにのみ記載しており、いかなる機器の発明者や製造者との提携や助言を示唆するものではありません。