AudioFuse 16Rig
イマーシブ・オーディオ・アップデート
AudioFuse 16Rigに、立体的な音響モニタリング機能とユーザーの要望に基づいた改良を加えました。
あらゆるサラウンド・フォーマット、3Dオーディオ・フォーマット、そしてカスタム空間フォーマットで自由に作業できる柔軟性を体感してください。AudioFuse 16Rigには、ユーザーの声を反映した数々の改良が施されているため、これまで以上に使いやすく、柔軟性が高く、クリエイティブな制作が可能です。
その
新機能とは?
今回の無償アップデートは、現在AudioFuse 16Rigをお持ちのすべてのユーザーの皆様に、さまざまな新機能をご提供します。立体的な音響モニタリング機能とベース管理機能、充実したスピーカー設定オプション、そして多くのプロフェッショナル・ミュージシャンやクリエイティブ・ユーザーからご要望いただいた使い勝手の向上など、次世代の音楽制作を体感していただくことができます。
ファームウェアをアップデートする新しいイ立体的な音響モニタリング機能
アナログまたはADAT出力を任意に組み合わせて、最大16チャンネル*の本格的な立体オーディオに合わせた未来仕様のスタジオをセットアップすることができます。Dolby Atmos (最大9.1.6)、Auro-3D、5.1、7.1、Quad、または任意のカスタムレイアウトを設定でき、各スピーカーの音量、タイム・アライメント、ベース・マネジメントを正確に調整することが可能です。
- 正確なスピーカー・コントロール: すべての立体音響対応スピーカーの、個別のトリムと最長20msのタイム・アライメントを含むボリューム・コントロールが可能です。
- グローバル・リップシンク: 最長20msのディレイを全体的にかけ、画面上の映像と完全に同期させることができます。
- マルチフォーマットの高い自由度: ひとつのブランドやレイアウトに縛られることなく、自分だけのリグを、自分だけの自由な選択で。
- 総合的なベース・サウンド・マネジメント: 各チャンネルのクロスオーバー・ポイントとスロープを個別に設定することができます。
- グループ・モニター・ツール グループ化したスピーカーのミュート/ソロが切り替えられ、MUTE、DIM、REF、BMの各パラメーターへすぐにアクセスすることができます。
- ピンク・ノイズ・ジェネレーター セットアップとキャリブレーション用のピンク・ノイズ・ジェネレーターを内蔵。
操作性の向上
立体オーディオだけでなく、ユーザーからのフィードバックに基づき、日々のワークフローを効率化するために数々の改善を行っています。
- 停電後の自動再起動 手動で再度電源を入れ直す必要がなく、マスターの電源スイッチが搭載されたラック・ユーザーに便利です。
- ハードウェア・ディスプレイのポップアップ・メッセージ表示 重要なレベル変更、警告などを一目で簡単に視認することができます。
- モニター・ノブ・ロック 外部ミキサーやコントローラーを使用する際の、誤ったヴォリューム変更を防ぎます。
- クイック・リファレンス・レベル・リセット 映画やテレビの制作現場には欠かせない、キャリブレーションされたラウドネス・レベルに即座に戻す機能。
- キュー・ミックスを複数の出力へ キュー・ミックスを複数の出力に同時にルーティング。
- クロック出力に対応したPPQNオプションを拡充 モジュラー・シンセサイザーと他のシンセサイザーを同期させる際の柔軟性が向上。
- 拡充されたミュート機能 モニターのみ、または全ての出力のミュートを柔軟に切り替えることができます。
- バグの修正と動作性の向上 さらに向上した安定性、機能、全体的な信頼性を、是非体感してください。
*AudioFuse X8 OUT ADATエクスパンダーを使用することで、簡単にライン出力を追加することができます。立体オーディオ機能は最高48kHzのサンプルレートで動作させることができます。

AudioFuseファームウェアの
アップデート方法
- 最新バージョンのAudioFuse Control Centerをインストールします。
- AudioFuse 16Rigの電源を入れ、コンピュータに接続します。
- AudioFuse Control Centerを開きます。
- AudioFuse Control Centerの画面右上にあるSettingsをクリックします。
- 「Upgrade to Latest」ボタンをクリックし、表示される指示に従ってアップデートの作業を進めます。
もしまだ何かサポートが必要な場合は、「ファームウェア・アップデート」に関するFAQページをご覧ください。
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